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宝石の研磨

日本では宝石の研磨といえば専門職人というイメージがあり、あまり一般の人にはなじみがないでしょう。

しかし、アメリカではとてもポピュラーで趣味としても確立され、宝石研磨のサークルや大会などもります。

またアメリカのプロの研磨士は職人というよりは、宝石研磨作家という感じでよりクリエイティブな仕事をしています。

宝石の研磨は欧米ではとても盛んです。

日本でも昔は研磨が盛んでした。

甲府市などは研磨の町として有名でした。

しかし今は当時の盛況さはなく、研磨しているところもすっかり減ってしまっています。

原因としては、現在ではほとんどの宝石は単価を下げるため人件費の安い場所で研磨されるようになったからです。

そのため、人件費の高い日本では宝石研磨という職業が成り立たないのです。

また研磨学校も同じように現在ではほとんどなく、デザインや彫金のおまけでついている程度です。

しかし、欧米では宝石研磨という職業が成り立っています。

世界第一級の研磨の町として知られているところにドイツのイダーオーバーシュタインがあります。

そこでは、その技術は最先端で常に新しいものが考案されており、世界中の価値のある原石はこの町へ運ばれるようになりました。

日本は低価格という点に重点を置き、欧米は低価格では真似できない高品質を追求し発展することに重点を置きました。

宝石の原石は、一目では、岩石と見分けがつきにくいです。

もしもあなたが、たまたま拾ったとしても、それが宝石だとは気付かないかもしれません。

見た目は何の価値も無いように見える原石に、その表面を磨き、また宝石が本来持っている素晴らしい光と色を出すことにより、宝石としての真価を与えます。

さらに、さまざまなカットをほどこすことにより、宝石の価値を2倍3倍にも高めます。

このように、ほとんどの宝石は研磨する事で加工あるいは整形し、その美しさを十分に発揮できるようにするのです。

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